【コンソール上で遊ぶRPGを作るぜ！】

(1) consoleRPG.ConsoleRPG クラスに mainメソッドを作る。

(2)勇者（Brave）クラスを作る。
　ステータスは name,maxHP=50,maxMP=5,hp,mp,strength(ちから)=10,
　intelligence(かしこさ)=7,agility(すばやさ)=5

(3)キャラクター(Character)クラスを作る。
　勇者クラスはキャラクタークラスを継承するように変更する。ステータスはキャラクタークラスに移動する。

(4)ユーザーが名前を入力して Character型でインスタンス化する。

(5)勇者のステータスを表示するクラス(Status)を作る。
　ステータスを表示するメソッド(show)は static にアクセスする。

(6)マップ(WorldMap)クラスを作る。
　まずは第１のマップ（mapNo=1）城のマップ(Castel)クラスを作り、マップクラスを継承する。サイズ 9×9 のマップを返す。
　マップの実態はマップクラスのフィールド name(マップの名前),mapNo,wmap[9][9] で管理する。
　name,mapNo,wmap[][]は城クラスのコンストラクタで定義する。
　城クラスはマップクラス型でインスタンスを生成する。そのとき 1(mapNo)を引数にする。

　城のマップ中身（0:床 100:壁 101:王 ※100以上は侵入不可）
　{ { 100, 100, 100, 100, 100, 100, 100, 100, 100 },
　{ 100, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 100 },
　{ 100, 0, 0, 0, 101, 0, 0, 0, 100 },
　{ 100, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 100 },
　{ 100, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 100 },
　{ 100, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 100 },
　{ 100, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 100 },
　{ 100, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 100 },
　{ 100, 100, 100, 100, 0, 100, 100, 100, 100 } };

(7)ステータスクラスにフィールドとして現在位置(posX=4,posY=3)を static で追加する。
　マップクラスでマップを表示するメソッド(drawMap)を追加する。現在位置には"勇"と表示。

(8)文章（Sentence）クラスに文章を表示するメソッド(show(int sentenceNo))を static で作り、
　王様の勅命を授かる。
　文章は sentenceNo をもとに switch文を使う。
　キャラクタークラスに braveName を static で追加。勇者の名前を static でも扱えるようにする。
　文章"王様：この世界に魔王があらわれた\n 勇者"+Character.braveName+"よ\n 魔王を討ち砕き世界に再び平和をもたらすのだ\n　旅の資金として１００ゴールド授ける";
　ステータスクラスに所持金(gold) を static で追加。ステータス表示メソッドでも所持金を追加表示。

(9)メインループ(MainLoop)クラスを作る。
　メインループ(mainloop)メソッドを作り、ゲーム全体のループを作る。
　メインループのコンストラクタに勇者とマップのインスタンスを渡し、mainLoopメソッドを呼び出す。

(10)移動(move)メソッドを作り、ループ内から呼び出す。
　"[1]左　[2]下　[3]右　[4]上　[5]ステータス" で入力を促し移動かステータス表示する。
　1～5以外の入力があった場合はもう一度繰り返す。
　マップの範囲外に移動もしくは100以上のマスに移動しようとしたら"移動できません"を表示。

(11)城クラスのコンストラクタにイベントマップを追加。
　9×9 のイベントマップを emap に定義。（0:イベントなし 1:王様に話しかけっる 2:城から出る ←マップに応じて変わる）
　{{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 },
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 },
　{ 0, 0, 0, 0, 1, 0, 0, 0, 0 },
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 },
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 },
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 },
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 },
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 },
　{ 0, 0, 0, 0, 2, 0, 0, 0, 0 }, };

(12)メインループクラスにイベントメソッド(event)を追加。移動先のイベントが1以上で呼び出される。
　mapNo とイベント番号をもとに switch文でそれぞれのイベントを呼び出す。
　1:"王様:勇者" + Character.braveName + "よ\n 魔王はこの世界と魔界をつなぎ闇をもたらす\n 一刻も早く魔王を討伐するのだ"
　2:フィールドマップ mapNo=2,x=3,y=6 へ移動する。

　フィールドマップ１ mapNo=2 （1:城 2:町 3:草 4:荒 5:森 102:川 103:山
　{{ 103, 103, 4, 4, 3, 3, 3, 103, 103 },
　{ 5, 103, 4, 4, 3, 3, 3, 103, 103 },
　{ 103, 103, 4, 3, 3, 3, 5, 5, 103 },
　{ 103, 103, 3, 3, 5, 5, 5, 5, 103 },
　{ 103, 103, 3, 3, 3, 5, 5, 102, 102 },
　{ 103, 3, 3, 3, 3, 2, 3, 102, 103 },
　{ 103, 3, 3, 1, 4, 4, 102, 102, 103 },
　{ 103, 4, 4, 4, 4, 102, 102, 103, 103 },
　{ 103, 102, 102, 102, 102, 102, 103, 103, 103 }, };

　フィールドマップ１ イベント（1:城 2:町 3:次のマップへ移動
　{ 0, 0, 3, 3, 3, 3, 3, 0, 0 }, //
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 }, //
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 }, //
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 }, //
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 }, //
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 2, 0, 0, 0 }, //
　{ 0, 0, 0, 1, 0, 0, 0, 0, 0 }, //
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 }, //
　{ 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 }, };

(13)モンスター(Monster）クラスを継承するスライム(Slime）クラスを作る。
　ステータスは
　name,maxHP=5,maxMP=0,hp,mp,strength(ちから)=3,intelligence(かしこさ)=1,agility(すばやさ)=6
　experience=1,gold=3
　キャラクタークラスに experience（経験値）,level を追加。勇者クラスからコンストラクタにそれぞれ　0 と 1 を渡す。